onehundredcatsのブログ

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   今日から速く走るための方法   ~100mを極める~

こんにちわ!!!

今回は100m走について、速く走るための方法をお伝えしようと思います!

まず、短距離において最も大事な局面はスタートから約60mまでの加速です!

この局面が最重要ポイントである理由は、この局面でしか文字通りスピードを上げることができないからです。こんなことを言うと、後半に伸びる選手もいるじゃないかと思われるかもしれませんが、それは周りの選手が減速してしまう中で、減速せずにスピードを維持できるため、相対的にスピードが上がっているように見えるだけで、実際にスピードが上がっているというわけではありません。

それでは、具体的にどのような走り方を心がければ良いのか説明したいと思います。

<一次加速>

一次加速と言うのは、0~30mくらいまでの加速区間のことを指します。

前武井壮さんも話されていましたが、スタートからがむしゃらに走ってはだめです。この一次加速局面では、しっかりと前傾姿勢を意識し、腕振りと足の動き、タイミングを合わせることで必要以上の力を使わずにスーっとスムーズに加速することができます。100mを10.00で走る山縣亮太選手はまさしくこのようなスタートをされています!


【陸上】爆発的スタート速度 山縣亮太のトレーニング

<二次加速>

 二次加速は、基本的に30~50mのことを指しますが、これには個人差があります。なぜなら、二次加速は上体が立つまでという意味でもあるからです。能力が高い選手であれば60m付近まで前傾姿勢を保ち、加速することができます。つまり、この局面では焦らずに上体をゆっくりと立ち上げることを意識するといいでしょう!

<最後に>

なぜ約60mまでの前傾姿勢を行っている間でしか加速することができないのか、疑問を抱いた方もいると思うので念のため説明しようと思います。力学的な話になるので、苦手な方は気にしないでください。

まず、壁を蹴って前に進もうとしてみてください。このとき、上体は地面と水平に近い状態にありますよね。これは、体が水平に近ければ近いほど前に進める力が働きやすいことを意味します。ですが、裏を返せば体が立ってしまうと地面を蹴って前に進む速度を上げると言うことはほとんどできません。これが、初めにもお伝えしたスタートから60mまでしか加速することができない理屈です。

補足ですが、歩く際は、重心移動をして進むことができています。全く地面を蹴っていないわけではありませんが、走るときと比べれば蹴っていないといってもよいでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!